第2回紋別ぴよぴよ会・ANA375便
羽田を離陸した飛行機は福島県に入るあたりまで上昇を続けます.なんかいい感じになってきたらwifiが使えるようになります.ANAなんとかアプリでわいがふぁいになるような操作をすると世界がインターネットになるようになります.
飛行機乗ってます
— nymwa (79.2kg) (@nymwa) 2022年8月31日
飛行機が離陸するときの写真や映像は,このとき初めてインターネットに上げることができます.福島県から羽田の写真を送っています.
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羽田を離陸すると,東京湾が見えます.ほたるが浮いていたり,夢の国があったりします.夢の国とかいうのなんかしらんけどたぶん大きいんだろという感じですが,こういうふうにして見るととても小さいです.
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福島県の中通りを通り,飛行機は北上していきます.ただ,雲が次第に増えていき,東北地方は,ほとんどなにも見えませんでした.
最上川撮れませんでした pic.twitter.com/sr5dyIaEd1
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ツイートするといまどこかわかる よい
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最上川見えなかった.
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紋別は雨が降っているらしいと聞いて泣いてしまった.実際この通りで気候は割と最悪だったので,紋別に来るなら東京も比較的暑い6,7月か,春秋がいいとおもいます.4月はよかったです.
位置情報出たり出なかったりする
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横手市ってどこ
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大曲らしい
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東北の地理はなんもわからんので,なんもわかりません.飛行機は人がいかないようななんかよくわからんところの上を通ったりすることもあるので,位置情報が自動でついてくれなかったりします.むずかしいね.雲がいっぱいで下を見てもなにもわからないし,GPSがここだよって言ってくれないとなにもわからないという感じでした.むずかしいね.
ぶあっつい雲がきらめいていて、ぼくは人生をあきらめている pic.twitter.com/3y9kuYfz8b
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気づいたらもう東北も過ぎ去ってしまいそうでいる
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すごいね 雲とかいうのすごく白い
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空とかいうのはいつも見てるのと何も変わらないのに、雲は普段のと全く違う 暗くて淀んで覆うものでなく、きらきらふわふわしながらすべてを受け入れている
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雲で何も見えないね
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飛行機の上から見る雲はきれいですが,地上から見上げる雲はただの雲になってしまいます.かなしいね.
もう青森 とわだらしい
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なんかめっちゃゆれた
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あと45分でつくっていわれた
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東通らしい
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もう本州も終わりだね
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そろそろ高度さがるらしい
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雲を見ていたらもう青森県という感じで,飛行機が速いということがわかります.ただ,飛行機じゃないと北海道なんて来ないから,これがどれぐらい速いのかはいまいちよくわかりません.一回フェリーとか乗ったらいいんじゃないかという気もしますが,そういうことをする気にはなっていません.第1回苫小牧ぴよぴよ会を開催するか考える必要があります.
海の上かな
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もう尻屋崎は過ぎたらしい 日高の方向に飛んでる
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一面の雲
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もこもこしている pic.twitter.com/f6jfngKJ0b
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すごい とんでるhttps://t.co/mKsdL6kCVq
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東北上空を過ぎ,太平洋に差し掛かります.尻屋崎の横を通り,太平洋を超えると日高地域です.天気がいいと長沼や夕張,岩見沢の方まで見えるみたいですが,雲ばかりで何も見えませんでした.
なんか下がり始めた
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日高入ったらしい
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なんか下がってる
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北海道に差し掛かると飛行機は高度を下げ始めます.北海道を胆振・日高のあたりからオホーツク地域まで横断しながら降りていくので大変にすごいことだと思います.
今回は、幸・本・港の北側、弁天・北浜・真砂、落石を回るつもり いわゆるモンベツトマリであるところの紋別港周辺でなく、アルトルコタンと呼ばれていた地域を主に回ります
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落石山の周辺にはいろんな重要施設があって、紋別墓苑、花園浄水場、貯水池などは山の立地(開けた地形と勾配)を利用しているし、未成道や教育機関、宗教施設も多く分布しているので、実はまず最初に行くならアルトルコタン
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アルトルはあちら側という意味で、アイヌの人たちから見ても、表としてのモンベツトマリに対して、裏としてのアルトルという気持ちがあったように思える 実際に地形も険しく、交通の難所でもあったらしい だからこそ、大量の切り下げがおこなわれた場所で、見どころが多い
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陸上交通だけでなく、海上交通も厳しいところだったようで、アルトルにはウェンシラリ岬というのがあって、悪い岩礁という意味らしい
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ウェンシラリ岬南側にあるアルトル川は、ほとんどうめられてしまっているけれど、座礁しないよう浅い岩場の目印としてアイヌの人たちに知られていたそうだ 埋め立てたところは道路計画があるのに未成道になってて、行くべき
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アルトル川の流域は、落石山の北東側斜面に広がっているのだけれど、南側や北西側と違って急で景色がいいらしい 潮見町という名前がついているのもこれが理由
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今回のぴよぴよ会で,どこにいくのかみたいな話をなぜか飛行機の中でしています.日頃言語縛りをしているので,こういうところじゃないと話せないという悲しい事情があります.紋別市をまず大別すると,紋別市街域,渚滑地域,上渚滑地域,小向地域,鴻之舞あたりという感じになります.今回は紋別市街域しかいかないわけなんですが,ここも,落石山という山の北側と南側で分けることができます.今回は,落石山の北側をまわります.
落石山の北側は,海辺に浅い岩礁がひろがっています.南側の港湾が広がっている地域とは対称的です.南側の港湾が広がっているところは,トマリオロと呼ばれていたらしく,入り江という意味です.もともと,弁天岬から南に湾曲した浜辺が広がっていて,波があまり立たず静かな渚はアイヌの人にとっても海に出るのに都合のいい場所だったのだと思います.渚滑川やオンネナイ川の土砂が壮大な浜辺を作っているということでしょう.
一方,北側は,アイヌの人々にアルトゥルコタンと呼ばれていました.アルトゥルは「あちら側」という意味で,コタンは「村」です.トマリオロの「表」感とは逆に,「裏」感があるということは,行くと実際にそうだと感じることができますが,アイヌの人々も同じようなことを思っていたものと思われます.実際に行くと,それを強く実感できます.
着陸の直前は,すこしだけ電波がつながらなくなる時間があります.空港についてからもしばらくは飛行機の中の様子をツイートすることになります.
ついた
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オホーツク紋別空港に着陸する際は,北側から入っていきました.前回来たときは南側からでした.どちらがいいとかあるのかはよくわかりません.風が吹いたり雨が降ったりするので世の中難しいと思います.
空港を降りると無料送迎バスみたいなのが市街まで走っているので,それにのります.
つづき