第2回紋別ぴよぴよ会・北浜町

真砂町もおわり,北浜町です.

 

 

蕎麦屋があります.

 

北浜町に入って,ウェンヒラリ岬の近くには鉄塔があり,目印としてわかりやすいです.

 

 

ちゃんと撮ってなかったんですが,この電話ボックスがあるところが,開拓期の渚滑原野南4号線の跡じゃないかと考えています.真砂町と北浜町の境界が南5号線で,北浜町と渚滑地域の境界が南3号線と考えています.

 

 

北浜町2丁目のバス停まで来ました.北浜町の端も,もうすぐです.

 

北浜汚水中継ポンプ場というものがありました.

 

昭和五五年の第五次認可変更で水産加工場が多い北浜地区や人口増加が著しい落石町、渚滑町も整備区域に加えられた。これらの区域から終末処理場への送排水には、勾配上、ポンプで圧送する必要があったため五八年(一九八三)九月、四億二二〇〇万円で北浜町二丁目の国道沿いに北浜汚水中継ポンプ場(送水能力毎分四・五トン)を建設した。

『新修紋別市史』 p.409

 

終末処理場は南が丘にあるのですが,相当な距離,下水を送水していることになります.勾配の多い紋別には,この他にも元紋別・渚滑にも汚水中継ポンプ場があり,渚滑から送られてきた汚水は,北浜中継場を経由します.

 

 

北浜町の浜は砂が少なく危険で,かんたんには入れそうになさそうです.チカプノツ岬はあまりおもしろそうでもないし,岩礁があるわけでもなく,何かが見えるわけでもないのですが,見えるところがないかと思いながら歩きました.「チカㇷ゚」が「鳥」,「ノッ」が「岬」という意味です.

 

 

東京でもこういうの見ることができますが,普通に人が出入りしていて,田舎を感じます.東京だと,あっても,そもそもやってるのかどうかが割とよくわかりません.

 

 

北浜町も終わりです.渚滑原野南3号線を超えた先は渚滑町です.今回は,ここより北には行きません.

 

 

北紋バス渚滑川沿いを登っていく系統には,新生発・上渚滑行と紋別高校発・滝上行があります.

 

上渚滑行は,新生を出た後,イオン紋別店西口を経由し,紋別バスターミナルに到着し,潮見町を通り,国道238号線の方を通ります.つまり,山側を通るルートです.

 

一方,滝上行は,紋別高校を出た後,旧国道沿いに南が丘・本町を通り,紋別バスターミナルに到着し,また,旧国道のルートを通り,真砂・北浜町を経由して,渚滑まで至ります.これは,海側を通るルートです.

 

 

紋別高校12:00発のこのバスは,定刻では13:12に滝上に到着します.ここからさらに1時間もかけて,渚滑川をのぼっていくわけです.

 

 

バスから見て左側の道,南3号線沿いに歩きます.

 

 

道北バスの基地のようなものがありました.道北バスは,札幌・旭川紋別間で高速バス流氷もんべつ号・特急オホーツク号を運行しています.

 

 

しばらく歩くと,名寄本線の跡である,北浜緑地が見えます.旧紋別町域は公園として整備されていますが,渚滑側は,かろうじてここに線路があったことが推測される程度になっていました.

 

次は,北浜緑地沿いに南へと進んでいきます.

 

つづき

(まだかけてない)